2015-05-25

スラコンの出題指針と演題登録締切日

支部スラコン会員各位
先日の世話人会での話合いの内容を踏まえ、以下の(A)スラコン演題の出題指針(B)今年度の各回演題締切日の2点をお知らせいたします。
(A)スラコン演題の出題指針
出題する症例は「九州・沖縄支部会員の生涯教育ならびに日常の病理診断に資すると考えられる例」です。以下に出題症例の指針を示します。
1. HE標本の診断が基本ですので、HE標本で鑑別診断を挙げてどういうプロセスで臨床病理学的に最終診断にたどり着けるかの過程を示していただくのが重要です。
免疫染色はあくまでも補助手段です。
H&E標本で診断や鑑別診断に難渋し、免疫染色等種々の検索を加えることにより最終診断に到達したという例(いわゆる診断困難例)ももちろん出題可です。その場合は
・振り返って臨床情報、肉眼、H&E染色所見でどのポイントに特に着目すべきであったか
・診断確定に有用な補助的検索法は何であったのか
という点を発表の終わりに簡単にまとめることを推奨します。
2. 遺伝子解析や、その分野の第一人者への事前のコンサルトは必須ではありません。
3. 一般病理医があまり見ることのできない症例を共有するという点も重要ですので、教科書的な典型例でも稀な症例であれば可です。
4 要点をおさえた簡潔な発表にご配慮下さい。
5. なお、自らの診断に確信を持てず参加者の意見を聞いて参考にしたい例のような場合であっても、暫定的な診断で出題できます。

*スラコンセットの配布(複数施設間での回覧分を含む)を受けている施設、特に大学の講座は年間最低1例出題していただけますようお願いいたします。

(B)今年度の各回スラコンの演題登録締切日
従来よりも2週間遅く設定し、以下の通りです。
347回(9月12日)スラコン締切(348回スラコン登録開始):7月17日(金)午後5時
348回(11月28日)スラコン締切(349回スラコン登録開始):9月25日(金)午後5時
349回(1月30日)スラコン締切(350回スラコン登録開始):12月11日(金)午後5時
350回(3月5日)スラコン締切(351回スラコン登録開始):2月12日(金)午後5時
351回(5月21日)スラコン締切(352回スラコン登録開始):3月18日(金)午後5時

以上です。
スラコン事務局