第354回九州・沖縄スライドコンファレンス抄録
- 宮崎県立日南病院 病理診断科 木佐貫 篤 部長
演題募集について
パソコンによるプレゼンテーションについて
今回は、パソコンによるプレゼンテーションです。PowerPoint (Windows)にて準備下さい。発表データーは演題番号、演者、作成したOSとPowerPointのバージョンを明記の上、CD-RまたはUSBメモリーにて郵送下さい。
(メディア送付先)
宛先:県立日南病院 病理診断科
担当:木佐貫 篤
mail: kisanuki@pref-hp.nichinan.miyazaki.jp
プレゼンテーション受付締切:平成28年11月2日(水)17時00分
診断投票宛先
投票用紙の受付を電子メールで受付ています。但し、当日の受付は致しません。
宛先:県立宮崎病院 病理診断科
担当:丸塚 浩助
mail:kmaru@pref-hp.miyazaki.miyazaki.jp
受付締め切り:受付締切:平成28年11月2日(水)17時00分
お知らせ
学術講演について
今回はスライドコンファレンスの途中で学術講演があります。
演題:「小児腫瘍の病理診断:治療に関わる因子と最近のトピックス」
演者:神奈川県立こども医療センター 臨床研究所 兼 病理診断科
田中 祐吉 先生
※ 講師の田中先生には、スライドコンファレンスにもご参加いただく予定です。
次回スラコンについて
次回、第355回スライドコンファレンス[平成29年1月28日(土) 世話人:大分大学医学部 ]の演題登録、標本締め切りは平成28年11月18日(金)です。
締め切りは延長いたしません。標本は51枚です。
次回はコンファレンス半ばで学術講演を予定しています。
演題:「軟部腫瘍の病理診断」
演者:九州大学大学院医学研究院 形態機能病理
小田 義直 教授
懇親会について
参加者の交流をはかり、日南の海の幸も楽しんでいただけますよう、スラコン終了後に懇親会を企画しました。多数ご参加下さい。講師の田中先生もご参加される予定です。
なお、行きはスラコン終了後に病院からお店までバスを準備しています(約5分)。
帰りは日南市に宿泊される方はお店からジェイズ日南リゾートまで、宮崎駅までJRで帰る方はお店から油津駅まで、バスでお送りします。
場所:びびんや(日南市西町2-6-3 0987-23-5888)
時間:スラコン終了後(18時すぎ)〜20時30分頃
会費:5,000円(予定)
参加申込:木佐貫篤 E-mail: kisanuki@pref-hp.nichinan.miyazaki.jp までメールでお申し込み下さい。
申込締切:10月31日(月曜日)17時
※懇親会の会場地図は後日掲載いたします※
託児のご案内について
委託会社:NPO法人みやざき子ども文化センター
対象:生後6ヶ月〜12歳の乳幼児、児童
日時:11月5日(土曜日)12:30〜18:00
場所(託児室):県立日南病院 教養室
(スラコン受付にてご案内いたします)
利用料:無料
申込方法:木佐貫篤(県立日南病院)(E-mail:kisanuki@pref-hp.nichinan.miyazaki.jp)まで、子どもさんの氏名(ふりがなも)、年齢、性別、保護者氏名、をメールでお知らせ下さい。折り返し詳細をお知らせします。
申込締切:10月26日(水曜日)17時
託児に関するご質問も木佐貫までお願いします。
当日担当:木佐貫篤・佐野亜由美(県立日南病院)
交通アクセス・宿泊について
(1)宿泊のご案内
スライドコンファレンスにあわせて宮崎県南部地域の観光(飫肥、日南海岸、都井岬、カープキャンプ見学など)もぜひ楽しんでいただきたいのですが、広島カープキャンプのため日南市内ホテルのネット等での宿泊予約はまず困難です。ということで日南市役所担当者の協力を得て、ホテルジェイズ日南リゾート(北郷温泉)に十分数の宿泊を確保しました。
お部屋は、和室もしくは洋室(ツイン)となります。
設定は1名利用もしくは2名利用となります。
シングルユース11,950円 ツイン(2名)8,950円
(1名あたりの料金、1泊朝食付、諸税込)
※懇親会終了後、びびんやからホテルまでバスで送迎していただく予定です。
※6日(日)は、ホテルからJR日南線北郷駅経由で、県立日南病院までバスにて送迎予定です。
(スラコン終了後、県立日南病院にクルマを留め置いて懇親会→宿泊可能です)
*宿泊を希望される方は、お名前、宿泊プラン(シングル・ツイン希望)、連絡先を明記して10月11日(火曜日)までに木佐貫までメールでご連絡下さい。
(2) 九州各地から宮崎市までの公共交通について
(飛行機利用)福岡空港・那覇空港から宮崎空港行きがあります
(JR利用)
小倉・大分方面から:特急「にちりん・にちりんシーガイア」
鹿児島方面から:特急「きりしま」
(JR+高速バス利用)
九州新幹線と接続して新八代駅から高速バス「B&Sみやざき」号が宮交シティ・宮崎駅まで運行しています(1時間毎)。(博多-宮崎には「B&Sみやざききっぷ」があります)
(高速バス利用)
福岡・大分・熊本・新八代駅・長崎・鹿児島と宮交シティ・宮崎駅間で運行
(福岡-宮崎間は夜行バスもあります、金曜・土曜・日曜運行)
※宮交シティ(宮崎交通バスセンター):南宮崎駅から徒歩5分
(3)宮崎市方面から県立日南病院までの交通案内(行き)
※会場地図は後日掲載いたします※
公共交通機関が不便なので、自家用車をおすすめします。
★自家用車で来られる方
宮崎自動車道田野IC下車、県道日南高岡線を北郷・日南方面へ。
ICから約30分走り、東光寺トンネルを抜けると日南市街地に出ます。JR日南線踏切を過ぎて、国道222号線交差点を左折、そこから約5分走ると日南病院入口の交差点に出ます(案内標識あり)。左手小高い丘の上にある大きな茶色い建物なのですぐにわかります。
★宮崎空港から
レンタカー利用が便利です。宮崎空港より国道220号線で日南海岸沿いを約50分走ると日南市内に着きます。ホテルシーズン日南(広渡川そば)をすぎて最初の交差点を右折、あとはまっすぐです(案内標識があります、空港から病院まで約60分)。
(JR利用)
JR宮崎空港線・南宮崎駅又は田吉駅での乗り換え、JR日南線利用となります。
病院は、油津駅から徒歩8分、タクシーだとワンメーターです。
宮崎空港駅09:40発、南宮崎駅乗換(09:46着、10:12発)→油津駅11:26着(観光特急)
宮崎空港駅10:20発、南宮崎駅乗換(10:24着、10:36発)→油津駅11:55着
宮崎空港駅10:36発、田吉駅乗換(10:39着、10:40発)→油津駅11:55着
(路線バス利用)
宮崎駅前バスセンター発飫肥行き利用。油津駅前待合所下車、徒歩かタクシー利用です。
日南海岸の景色(鬼の洗濯板)を楽しみながらのプチバス旅です。
宮崎空港10:09発→油津駅前11:29着
宮崎空港11:39発→油津駅前12:59着 (宮崎空港?油津駅前 1,690円)
(タクシー利用)空港から病院まで約60分。(小型13,000円くらい)
★宮崎駅から
(JR利用)
宮崎駅10:08発→油津駅11:26着(観光特急)
宮崎駅10:31発→油津駅11:55着
(路線バス利用)
宮崎駅09:40発→宮交シティ09:55発→油津駅前11:29着
宮崎駅11:10発→宮交シティ11:25発→油津駅前12:59着
★宮交シティ(高速バス出発/到着ターミナル)から
南宮崎駅まで移動(徒歩5分)し南宮崎駅よりJR、又は宮交シティから上記路線バスをご利用下さい。
(4)スラコンからの帰り(宮崎市方面)の交通案内
[懇親会に出席されない場合]
★宮崎駅・南宮崎駅(宮交シティ)へ
(JR利用)
油津駅16:21発→南宮崎駅17:37着→宮崎駅17:47着
油津駅17:41発→南宮崎駅18:54着→宮崎駅19:02着
油津駅18:10発→南宮崎駅19:31着→宮崎駅19:38着
★宮崎空港へ
(JR利用)
油津駅16:21発→南宮崎駅乗換(17:37着、18:16発)→宮崎空港18:22着
油津駅17:41発→田吉駅乗換(18:51着、18:51発)→宮崎空港18:54着
※JRが遅延した場合には田吉駅での接続が出来ない可能性もあります。
油津駅17:41発→南宮崎駅乗換(18:54着、19:33発)→宮崎空港19:37着
※南宮崎駅から宮交シティへ移動して、宮交シティ19:05発の宮崎空港行きバスに
乗車すると空港に19:20着となります。
油津駅18:10発→南宮崎駅乗換(19:31着、19:33発)→宮崎空港19:37着
(路線バス利用)
油津駅前16:20着→宮崎空港17:42着→宮交シティ17:52着→宮崎駅18:07着
[懇親会に出席される場合]
(JR利用)
油津駅20:08発→南宮崎駅乗換(21:32着、21:43発)→宮崎駅21:47着
油津駅21:48発→南宮崎駅乗換(23:03着、23:05発)→宮崎駅23:08着
懇親会は、スラコン終了30分後開始を目安として、2時間程度を予定しています。
終了後、ジェイズ日南リゾート(宿泊ホテル)及び油津駅までの送迎バスを予定しています。
(油津駅21:48発のJRには必ず乗車できるように終わる予定です)
地図
日南病院 及び 懇親会会場「びびんや」
県立日南病院周辺の広域地図と車でのアクセスです
JR油津駅、油津駅前バス待合所から病院までの徒歩アクセス
JR油津駅、油津駅前バス待合所から病院までの徒歩アクセスです。
徒歩約7-10分です
食事について
病院から油津駅にかけての岩崎商店街にはランチを楽しめるお店が複数あります。
以下おすすめです。
・ABURATSU COFFEE(油津駅から徒歩3分)(アーケード内、九州パンケーキ等が評判)
・湯浅豆腐店(油津駅から徒歩3分)(豆腐店ならではのランチがオススメ)
・あぶらつ食堂(油津駅から徒歩3分)(和食、中華、など楽しめる!)
・こうの寿司(油津駅から徒歩3分)(地どれの魚が旨い)
・イタリアンリストランテGEN(油津駅から徒歩3分)(パスタランチがおいしい)
・直ちゃんラーメン(油津駅から徒歩3分)(広島カープファンの聖地)
・堀川運河レストランとむら(当院から徒歩10分)(かつお炙り重が食べられる)
・レストランすえひろ(油津駅から徒歩3分)(老舗洋食店、ハンバーグおすすめ)
・八誠ラーメン(当院から徒歩2分)(ねぎみそピリ辛ラーメン、チャンポンが旨い)
*病院内にも食堂があります。
*コンビニはローソン(病院内)、ファミリーマート(油津駅・当院より徒歩3分)があります。
- 354-01左側頭骨腫瘤67 女性安里嗣晴/熊本大学付属病院病理診断科(病理部)
約半年前から左耳閉感を自覚し近医耳鼻科受診。左外耳道上壁に柔らかな腫瘤があり、CT, MRIにて左側頭部、左下顎頭の頭側に溶骨性病変と石灰化を伴う腫瘤を認め、側頭骨腫瘍を疑われた。当院紹介受診し生検にて軟骨芽細胞腫疑いの診断となり、左側頭骨切除術を施行した。
お配りした標本は術後検体の腫瘤部を含む部位です。 - 354-02右肺腫瘤31 男性黒濱大和/国立病院機構長崎医療センター病理診断科
米国アリゾナ州への渡航歴がある日本人男性。職場健診で右上肺野異常陰影を指摘され近医を受診した。無症状。CTで右肺上葉に空洞を有する18mm大の薄壁結節がみられ,非定型抗酸菌症の診断(M. avium DNA陽性)で内服治療を受けていた。1年間治療したが病変の縮小がみられないため,当院紹介され右肺上葉部分切除が施行された。お送りした標本は結節性病変の全体です。
- 354-03右腋窩部腫瘤42 男性木戸 伸一/佐賀県医療センター好生館
約1年程前より右腋窩部皮膚に無痛性の紅色小結節が出現し徐々に増大するため、近医皮膚科受診。同部の皮下に約3cm大の比較的硬い索状の皮下腫瘤を触知し、精査加療目的に当院皮膚科紹介される。皮膚の紅色小結節からの生検にて、真皮乳頭層〜皮下組織におよぶ悪性腫瘍が疑われた。CT,MRIでは、右腋窩部以外に明らかな腫瘍を指摘できなかった。診断確定目的に当院乳腺外科にて皮膚および皮下腫瘍切除+腋窩リンパ節郭清術が行われた。配布標本は、右腋窩部腫瘤の代表的な切片です。
- 354-04乳がん疑い49歳 女性渡辺次郎/産業医大
3年前マンモグラフィー健診で左乳房C領域の1cm大の病変を指摘され、カテゴリー4の評価を受ける。生検行うも良性の診断で、その後経過観察。今回、エコー検査で充実部の増大が見られたため再度生検を行う。浸潤性乳管癌の診断を得て、乳房温存手術が行われた。お送りしたのは、その代表的な切片である。
- 354-05膵頭部腫瘤50歳代 女性内藤嘉紀/久留米大学病院 病理診断科・病理部
明らかな自覚症状は無かったが、膵頭部病変が健診にて指摘され精査目的で当院消化器病センター受診。腹部造影CTでは、45x32mm大の辺縁明瞭、内部不均一な造影効果の乏しい腫瘤を指摘。超音波内視鏡検査でも膵頭部に辺縁整、内部エコーが比較的均一な腫瘤が認められた。膵頭部腫瘤の術前診断で膵頭十二指腸切除術が施行された。配布標本は摘出された腫瘤性病変の代表切片である。
- 354-06腎腫瘍40代 女性中村恵理子/宮崎大学 構造機能病態学
8年前から高血圧あり、内服加療されていた。血圧コントロール不良のため1年前に精査され、血清レニン・アルドステロン高値、低カリウム血症を指摘された。腎静脈サンプリングで左側優位に血清レニン活性は高値であった。造影CTで左腎に約2cm大の境界明瞭な腫瘍と内部不均一な増強を認めた。腹腔鏡下左腎部分切除術を施行された。肉眼所見は、13x12mmの境界明瞭で被膜を有する結節病変で、黄色調、一部に出血様部位を伴っていた。
- 354-07子宮頚部腫瘍30代後半 女性丸塚浩助/宮崎県立宮崎病院 病理診断科
4ヶ月前より不正性器出血を自覚,1ヶ月前より持続するようになったため近医受診。子宮頚部に約2cm大の易出血性腫瘤を認め,筋腫分娩もしくは子宮頚癌を疑われ,当院産婦人科紹介受診。頸部擦過細胞診・組織診にて悪性の診断を受け,広汎子宮全摘出・両側卵管摘出術・骨盤内リンパ節郭清が行われた。配布標本は子宮頚部腫瘤の最大割面です。G4P2
- 354-08子宮頚部腫瘍59歳 女性真田咲子/久留米大学病理学講座
1年前より外陰部から臓器の下垂感あり。徐々に出血を伴うようになり受診したところ内診にて5 cmの有茎性の腫瘤を指摘。頚部細胞診NILM、 内膜細胞診陰性、腫瘤部組織診は肉芽組織であった。確定診断目的に単純子宮全摘術が施行された。腫瘤は24 x 48 mm, 外子宮口後唇自体が外方に茸状に腫大したものであり割面は弾性軟、光沢のある黄白色から褐色調を呈した。お配りした標本は腫瘤を長軸で二分したうち頚管側で、頚管組織を含みます。
- 354-09続発性無月経(子宮病変)30代 女性吉河康二-久保絢美/別府医療センター病理診断科-産婦人科
1年5か月前,第2子(女児)を分娩し,11ヶ月間授乳した。授乳をやめて3か月たっても月経が再開しないため,近医産婦人科を訪れた。ホルモン剤(EP剤)を投与されるも消退出血は起こらず,検査では尿中hCG陽性で,エコーにて子宮は腫大し胎胞は認められなかった。当院産婦人科を紹介受診したところ,エコーにて子宮体部に75x48 mmの腫瘤があり,血清hCG は240 IU/mlであった。流産,異所性妊娠,および絨毛性疾患などが疑われ,子宮内膜全面掻爬術が行われた。提出検体はその一部(約1/4)である。なお,本例はその後子宮摘出術が行われており,会当日にはその病理所見も供覧する。
- 354-10左卵巣腫瘍10歳 女性石原 明/県立延岡
特記すべき既往歴ないが、急性腹症で近医受診。腹部超音波、CT検査で骨盤内腫瘤を認め当院紹介となり緊急手術施行。腫瘍は約11x7cm、250gで滑沢な被膜で包まれるが、開腹時すでに嚢胞部が破裂しており、5この小腫瘤が腹腔内に逸脱していた。割面では腫瘤は2個の結節からなり、一方は黄白色充実性で出血壊死をともない、もう一方は嚢胞化し、ヘモシデリン沈着を伴う褐色液体を入れていた。送付標本は出血部を含む充実部から採取されたものである。
血清腫瘍マーカースクリーニングにてAFP値上昇なし。 - 354-11仙骨部腫瘍20歳 女性小山 雄三/大分大学医学部 診断病理学講座
10年以上前より仙骨部に腫瘤を自覚していた。2年前から徐々に増大し,疼痛を認めるようになったため近医を受診した。仙骨部に15cm大の表面平滑・可動性良好な腫瘍を認め,当院形成外科紹介となり,摘出術が施行された。配布標本は腫瘍の代表的切片です。
- 354-12仙骨部腫瘍0才6ヶ月 女性山元範昭/九州大学病院形態機能病理
As a soft tissue tumor of the sacral region was recognized, the patient was taken to the hospital at three months old. The tumor was growing larger, and the size was 43 x 33 x 13 mm by MRI imaging at five months old. She underwent a surgery.
- 354-13延髄・橋角部腫瘍 バーチャル10代 男性草場 敬浩/大分大学医学部診断病理学講座
生来健康であったが,数年前から頭痛,数ヵ月前より発語障害や嚥下障害を自覚するようになった。表情の左右差に両親が気づき,近医を受診した。MRI検査で,延髄左側を主座とし,橋左側に進展する45×34mm大の不整形腫瘤を認め,腫瘍の一部が切除された。
- 354-14脳腫瘍7歳 男性大西峻-平木翼/鹿児島大学病理学分野
結節性硬化症でフォロー中の患児。てんかん精査で両側脳室内に複数の腫瘍を発見された。病理診断目的に左モンロー孔の最も大きな腫瘍(24 mm)に対し摘出術を施行された。
- 354-15脳腫瘍16歳 男性赤木真由美/宮大 腫瘍・再生病態 附属病院病理
約10日前から頭痛、発熱、軽度意識障害あり。近医受診し補液されたが軽快しなかった。MRIを施行し、左大脳半球深部白質から脳梁にかけて腫瘍性病変をみとめたため、当院に転院し開頭腫瘍摘出術が施行された。配布標本は腫瘍の代表的な部分である。