第340回九州・沖縄スライドコンファレンス抄録
- 九州労災病院 病理診断科・臨床検査科・アスベスト疾患センター 濱田 哲夫
演題募集について
パソコンによるプレゼンテーションについて
今回は、パソコンによるプレゼンテーションです。PowerPoint (Windows)にて準備下さい。発表データーは演題番号、演者、作成したOSとPowerPointのバージョンを明記の上、CD-RまたはUSBメモリーにて郵送下さい。
〒800-0296
北九州市小倉南区曽根北町1-1
九州労災病院 病理診断科 濱田 哲夫
E-mail:tetsuo-h.path@kyushuh.rofuku.go.jp
(@マークの後はkyushu.rofuku.go.jpではなく、kyushuh.rofuku.go.jpと「h」が入ります。)
プレゼンテーション受付締切:平成26年7月17日(木)17時00分
診断投票宛先
投票用紙の受付をFAX及び電子メールで受付ています。但し、当日の受付は致しません。
九州労災病院 病理診断科
担当:槇原 康亮
Fax:093-475-5545
E-mail:k-makihara.path@kyushuh.rofuku.go.jp
(@マークの後はkyushu.rofuku.go.jpではなく、kyushuh.rofuku.go.jpと「h」が入ります。)
診断投票受付締切:平成26年7月17日(木)17時00分
お知らせ
お知らせ
次回、第341回スライドコンファレンス(合同カンファレンス:婦人科疾患)[平成26年9月6日(土)世話人:福岡赤十字病院、九州中央病院]の演題登録、標本の締め切りは平成26年7月18日(金)です。締め切りは延長いたしません。標本は臨床施設にも配布しますので56枚です。
臨床コメンテーター:産業医科大学産婦人科学講座 蜂須賀 徹 教授
病理コメンテーター:熊本大学医学部附属病院病理部 三上 芳喜 教授
参加費 500円
九州病理集談会について
今回は第87回九州病理集談会も開催されます。演題登録はスラコンページからではなく、九州病理集談会のページよりおこなってください。なお、詳細もそちらをご覧ください。
懇親会について
懇親会は行いません。パンフレットを準備致しますので、有志で小倉の夜をお楽しみ下さい。
託児所について
北九州市立子育て交流ふれあいプラザ 元気の森
TEL: 093-522-4150
ホームページ:
http://www.kosodate-fureai.jp/
会場隣のビルAIM3階(10時から18時)
<申し込み方法>
上記施設「一時預かり担当者」へ直接電話でお申し込みください。
(「九州・沖縄スライドコンファレンスで」とご通知ください)
既存の施設のため定員があります。利用ご予定の方は早めにお申し込みください。
担当:九州労災病院 病理診断科 濱田哲夫
E-mail: tetsuo-h.path@kyushuh.rofuku.go.jp
電話/FAX:093-475-9632
協賛:西日本産業貿易コンベンション協会
地図
スラコン会場

北九州国際会議場 国際会議室
〒802-0001
北九州市小倉北区浅野3丁目9番30号
TEL: 093-541-5931
交通アクセス

・JR
山陽新幹線、鹿児島本線、日豊本線「小倉駅」下車 新幹線口から徒歩 10分
・車
北九州都市高速道路 小倉駅北ランプから約2分
駐車場は下記周辺駐車場をご利用ください。
1.西日本総合展示場本館
駐車場 100円/30分 最大600円/24時間
2.西日本総合展示場新館 地下駐車場(AIM地下駐車場)
24時以降出庫不可
150円/30分 上限800円 宿泊1200円
3.スミックス浅野駐車場
100円/30分 600円/72時間
4.トラストパーク小倉駅北側駐車場
150円/30分 700円/24時間
- 340-01眼窩内腫瘍42 男性西田陽登/大分大学医学部 診断病理学講座
左視力低下を自覚し近医を受診した。頭部CT検査にて中心に石灰化を伴う径15?大の眼窩内腫瘍を指摘され,加療目的にて当院を紹介受診となった。摘出された検体の割面は全体的に白色調であった。配布した標本は腫瘍の最大割面です。
- 340-02口蓋腫瘍43歳 女性西島亜紀/佐賀大学医学部 病因病態科学講座
1ヶ月前に口蓋の腫瘤に気づき、近医耳鼻科を受診、口蓋腫瘍が疑われ当院を紹介された。軟口蓋・硬口蓋移行部(主に軟口蓋)に表面顆粒状、易出血性の腫瘍を認めた。1.5 cm程の潰瘍を伴っており、周囲粘膜下に腫瘍の進展あり、鼻腔底から軟口蓋裏面の突出を伴っていた。生検が行われ、その後腫瘍摘出となった。2 cm大の境界明瞭な類円形腫瘍で、中心部に潰瘍がみられた。割面は白色調であった。
生検を標本1(バーチャル)、摘出された腫瘍の最大割面を標本2として配布しています。
- 340-03耳下腺腫瘍-バーチャル66歳 男性頼田顕辞/宮崎大学病理学講座腫瘍再生病態学
本態性高血圧、高脂血症、脳梗塞にて内科通院をしていた。左耳下部腫脹を自覚し、画像検査にて左耳下腺に腫瘤が認められ、辺縁不整から悪性腫瘍が疑われたことから左耳下腺部分切除術が施行された。提示するバーチャルスライド画像は、その際に得られた腫瘤の代表的な1切片である。
- 340-04耳下腺腫瘍63歳 女性島尾義也/県立宮崎病院 病理診断科
以前からあった右耳下部の腫瘍が、大きくなってきたことを自覚して近医耳鼻科を受診。耳下腺腫瘍の診断にて当院耳鼻咽喉科を紹介受診された。ワルチン腫瘍を疑われたが、喫煙歴はない。
配布標本は腫瘍の最大割面である。 - 340-05肺腫瘍72 男性佐藤奈帆子/北九州総合病院 病理検査科
右下腹部痛を主訴に近医受診時、胸部X線で右下肺野に巨大な腫瘤を認めたため当院紹介受診。CT上10cm大の円形で内部不均一な腫瘤影を認め(発見2年前のX線では認められず)、血中腫瘍マーカーはCEA 16.2, CA19-9 39.4, SCC 2.5, NSE 15.7と上昇、ProGRPとCYFRAは基準範囲内であり、右下葉切除術を施行された。肉眼的所見は10.5x7cm大の境界明瞭な腫瘤であり、割面は灰白色調で壊死・出血を認めた。代表的な切片を2枚お送りします。
- 340-06胃病変73 男性王歓林/九州大学
The patient was referred to the hospital due to epigastric discomfort. The endoscopy showed atrophic gastritis with a reddish, elevated lesion, 10mm in size, locating in the fornix of the stomach. The Urea Breath test and serum H. pylori IgG antibody were positive. Endoscopic submucosal dissection was performed.
- 340-07膵腫瘍60歳代 男性槇原康亮/九州労災病院 病理診断科
慢性C型肝炎、サルコイドーシスにて当院通院中であった。4ヶ月前に施行された腹部CT、MRIにて膵鉤部に分葉状の28mm大の造影効果不良な腫瘤性病変を指摘された。EUS−FNAが施行され、悪性の診断にて膵頭部十二指腸切除術を施行予定であった。膵断端迅速組織診断にて、断端陽性となり、膵全摘術に変更された。
配布標本は腫瘤最大割面の一部です。 - 340-08右乳腺腫瘍53歳 女性渡辺次郎/公立八女総合病院
右D領域に、1.8x1.4cmの腫瘤を発見。MRにて腫瘤中央部の造影効果に乏しく、粘液癌なども疑われた。画像上、腋窩リンパ節や遠隔転移は認めず。生検で乳癌の診断を得、乳房温存切除術が施行された。お送りした標本は、その最大割面である。
- 340-09右臀部軟部腫瘍65歳 男性本田由美/熊本大学医学部附属病院 病理診断科
別疾患の精査のためのCT検査で、偶然、右臀部に3.5cm大の造影効果のある境界明瞭な腫瘤を指摘された。MRIでは右中臀筋内に長径5×4×3cm程度の紡錘形の腫瘤を認め、T2WIで高信号、T1WIで低信号、比較的均一な強い増強効果がみられた。配布標本は全摘された腫瘍の一部です。
- 340-10右踵部黒色病変+右鼠径部腫瘤 65 男性名和田 彩/産業医科大学第一・第二病理学教室
2〜3年前より右踵部に色素沈着のない疣状病変を自覚。徐々に増大したが、1年前より縮小した。10ヶ月前に右鼡径部腫瘤を自覚。徐々に増大し2ヶ月前に疼痛を伴い前医受診。鼠径部・皮膚病変いずれも生検され、鼠径部は組織球肉腫疑い、踵部病変は悪性所見なし。鼠径部腫瘤に対して放射線治療、CHOP1コース施行も改善なく、切除の方針で当科泌尿器科へ紹介。造影CTでは、右鼠径部領域に嚢胞成分と充実成分の混在した腫瘤を複数認めた(長径12cm+5cm)。同病変に対して右足底部皮膚全層切除(切片?)+右鼠径部腫瘤切除(切片?)を施行された。
- 340-11右顎関節部腫瘤63歳 女性島尻正平/産業医科大学病理診断科
3年前から右顎関節部の疼痛を自覚していた。MRIにて右顎関節〜副咽頭間隙に長径5.3cmの腫瘤性病変を認めた。腫瘤はT1及びT2強調画像では低信号を呈し、造影では不均一な増強効果を認めており、右顎関節に破壊性変化(圧排性エロージョン)を伴っていた。頭蓋内への進展は認めない。生検診断後、腫瘤摘出術が施行された。配布標本は摘出組織の一部である。
- 340-12大動脈病変46歳 女性田崎 貴嗣/鹿児島大学大学院 医歯学総合研究科 分子細胞病理学
高血圧と肥満で通院中であった。1ヶ月前から続く咳嗽を主訴に近医を受診した。胸部レントゲンで左第1弓の突出を認め、造影CTで径68mmの上行大動脈瘤と径55mmの胸腹部大動脈の解離(Stanford B)を認めた。両側腎動脈に狭窄は認められず、頸動脈エコー、心エコーにも異常はなかった。上行大動脈瘤に対し、上行弓部大動脈人工血管置換術が施行された。肉眼的に解離した大動脈に粥腫は認めず、内腔は滑沢で白色調を呈し不規則な肥厚を認めた。
- 340-13右前頭葉脳腫瘍28 女性佐藤勇一郎/宮崎大学医学部附属病院病理診断科
約9カ月前に里帰り出産、その1カ月後症候性てんかんの症状があり、近医脳神経外科受診。右前頭葉腫瘍を指摘されたが、産後のため栃木の病院で経過観察されていた。次第に腫瘍は増大し、当院脳神経外科受診、MRIで悪性脳腫瘍(53mm大)を疑われ、腫瘍摘出術施行された。