第327回九州・沖縄スライドコンファレンス抄録
- 九州大学大学院医学研究院 基礎医学部門 病態制御学講座 形態機能病理 小田 義直
- 九州大学大学院医学研究院 基礎医学部門 病態制御学講座 病理病態学 古賀 孝臣
演題募集について
パソコンによるプレゼンテーションについて
PowerPoint (Windows)にて準備下さい。発表データーは演題番号、演者、作成したOSとPowerPointのバージョンを明記の上、CD-RまたはUSBメモリーにて郵送下さい。
宛先:九州大学大学院医学研究院 形態機能病理
担当:山田 裕一
E-mail:yyamada@surgpath.med.kyushu-u.ac.jp
プレゼンテーション受付締切:平成24年5月10日(木)17時00分
診断投票宛先
投票用紙の受付をFAX及び電子メールで受付ています。但し、当日の受付は致しません。
宛先:九州大学大学院医学研究院 形態機能病理
担当:山元 英崇
FAX:092-642-5968
E-mail:hidetaka@surgpath.med.kyushu-u.ac.jp
診断投票受付締切:平成24年5月9日(水)17時00分
お知らせ
お知らせ
次回、第328回スライドコンファレンス[平成24年7月7日(土)世話人:熊本医療センター]の演題締め切りは平成24年5月11日(金)です。締め切りの延長は致しません。多数のご応募をお待ちしております。標本は51枚です。参加費は500円です。
お知らせ
今回は世話人会、九州沖縄支部総会が開催されます。
11:00〜12:00(時間厳守) 世話人会
14:30頃(スラコン途中)〜 九州沖縄支部総会
託児所設置について
前回の第326回九州・沖縄スライドコンファレンスにおいて、託児所を設置しましたが、今回もスライドコンファレンスの時間帯に合わせて託児所を準備いたします。子育て中の病理医の皆さんにはご利用していただきたいと思います。詳細は以下のとおりです。
委託会社:株式会社 テノ. コーポレーション(0120-8000-29)(福岡県医師会契約会社/全国ベビーシッター協会正会員)
対象:生後6カ月〜12歳の乳幼児、児童
日時:5月12日土曜日 12:30−18:30の間を委託
場所(託児室):九州大学コラボステーションI 1F学生談話室
(スラコン受付にてご案内いたします)
利用料:無料
当日担当:九州大学 相島慎一
申し込み方法
下にあります同意書・申込書・と連絡表をダウンロードし記入して、Faxにて、テノ. コーポレーションへ直接申し込んでください。
申し込み先: FAX:092-263-8335
*申し込み締め切り:4月26日木曜日(連休のため、締め切りが早くなっています。病気などによる変更(キャンセルなど)は前日まで可能)
■申込書等ダウンロード
同意書、申込書,連絡票(PDF)
賠償保険加入証明書(PDF)
託児室に関するご質問・ご連絡先
株式会社 テノコーポレーション(担当:吉武)
TEL : 0120-8000-29, 092-263-8040 (代表)
Email : info@teno.co.jp
地図
地図1
九州大学病院アクセスマップ

地図2
九州大学病院地区 コラボステーション1

地図3
九大病院地区詳細

【お食事】
B:レストラン&カフェ(ビアンモール)
場所 外来診療棟1F ホスピタルモール
時間 9:30‐20:00
C:喫茶(SEATTLE’S BEST COFFEE & subway)
場所 外来診療棟1F ホスピタルモール
時間 7:00‐20:00
D:百年講堂カフェテリア(ホテルニューオータニ)
場所 百年講堂
時間10:30‐18:00
F:コンビニ(ファミリーマート)
場所 外来診療棟1F ホスピタルモール
時間7:00‐20:00
院外
☆:コンビニ(ファミリーマート)
△:コンビニ(セブンイレブン)
【駐車場のご案内】
*駐車場により料金が異なりますので、ご注意ください。
P1:外来診療棟前駐車場(正門より入庫) 60分200円、以後30分毎100円
P2、P3、P4:その他駐車場(正門より入庫) 60分100円、以後30分毎100円
*その他職員駐車場は東門より入庫 管理人室に「学会出席」を告げ、パスカードをもらってください。
2時間以内無料、以後30分毎に100円
- 327-01肺腫瘍81 男性増田正憲/佐賀大学病因病態科学講座診断病理学分野
舌癌(扁平上皮癌)にて放射線療法ならびに化学療法が施行されていた。フォローのPET-CTにて右下肺野に高集積腫瘤が確認され、胸部造影CTで右肺下葉S7領域に22mm大の比較的境界明瞭な類円形結節性病変を認め、B7分枝が直接連続し、結節内で途絶していた。また、結節は造影にて不均一に増強された。腫瘍は縦隔側胸膜と広く接し、浸潤が疑われた。原発性肺癌が疑われ、右肺下葉切除術が施行された。腫瘍は気管支と連続し、割面は白色分葉状であった。配布標本は腫瘍の最大割面です。
- 327-02左肺腫瘍68歳 男性本田由美/熊本大学医学部附属病院 病理部
Current smoker(30本×48年, B.I. :1,440)。本院初診の1年6ヶ月前よりCOPDに対してスピリーバ吸入の治療を受けていた。初診の1年3ヶ月前の胸部CTでは異常なし。1ヶ月前に咳嗽や喀痰の増加を認め, 胸部X線および胸部CTで左肺上葉S3の胸膜下に径約3.5cmの腫瘤を指摘された。初診1ヶ月後の術前には腫瘍は径約6cmに増大しており, 左肺上葉切除+壁側胸膜合併切除+リンパ節廓清を施行された。腫瘍マーカーはSCC, NSE, ProGRPは正常。手術約1ヶ月後のAFP:1,120ng/mL(基準値7.0ng/mL以下), CEA:3.5ng/mL(基準値3.4ng/mL以下)であった。
- 327-03肺腫瘍66歳 男性川村和弘/大分大学診断病理学講座
2年前に右縦隔〜肺門部リンパ節腫脹ならびに左舌区に腫瘤を指摘された。その後リンパ節増大を認めなかったが、肺腫瘤が増大してきたため、肺癌疑いの臨床診断のもと切除術が施行された。配布標本は切除肺の最大割面です。
- 327-04前縦隔腫瘍64歳 女性安里嗣晴/熊本大学医学部附属病院病理部
MEN?型の診断でフォロー中(下垂体プロラクチノーマ、副甲状腺機能亢進症あり)。
ガストリン高値を契機に画像上膵ガストリノーマとその肝転移を疑われ、PET-CTを行ったところ前縦隔腫瘍、縦隔リンパ節腫大の指摘あり。前縦隔腫瘍摘出術を施行された。
標本は腫瘍の一部です。 - 327-05胃粘膜下腫瘍48歳 女性岡野慎士-山元英崇/九州大学病理病態-形態機能病理
A 8 mm-sized gastric submucosal tumor (SMT) in the greater curvature of the middle body of the stomach was incidentally found, which has been increased in size up to 1.5 cm in five years. The contrast enhanced CT reveals both well-enhanced and mildly-enhanced components in early phase, and homogenous enhancement in the late phase. Laparoscopic gastric wedge resection was performed. The SMT protrudes from the serosal surface like a mushroom-shaped appearance. The protruded lesion shows a brown-grey or brownish, soft mass, while the lesion within the gastric wall is white solid.
- 327-06大腸病変64 女性熊谷好晃/九州大学 形態機能病理
The patient was taking Chinese herbs for over 40-years and was suffered from recurrent bowel obstruction for 9 years. Pre-operative examination revealed sclerosis of the entire colon and lead pipe-like changes of the ascending colon. Laparoscopy-assisted total colectomy was performed. In the resected specimen, from the cecum to the sigmoid colon, the colonic wall was thickened and sclerosed with congested and edematous mucosa.
- 327-07肝腫瘍72才 女性梅田幸希/済生会八幡総合病院臨床研修センター
6年前ネフローゼ症候群を呈し、微小変化群の診断のもとステロイド療法で寛解となり、その後近医で経過観察されていた。1ケ月ほど前から再度むくみが出現し改善がないため近医を受診した際、肝胆道系酵素の上昇があり、精査とネフローゼの再評価のため当院に再入院となった。
画像では肝右葉に最大径13cm大の腫瘍が見られた。AFPやCEA、PIVKAなどの腫瘍マーカーは陰性であったが、肝以外には腫瘍は検出されず、肝中央2区域切除術が施行された。
- 327-08右腎腫瘍1歳8か月 男性川村栄一-林博之/福岡大学医学部病理学講座
以前より腹部膨満を認めていた。近医受診の際に腹部腫瘤を指摘され、当院小児科を受診した。右上腹部から側腹部にかけて最大径14cmの腫瘤を認め、右腎腫瘍として腫瘍摘出術を受けた。肉眼的に切除された腎臓は15.5×10.5×8.0cmの境界明瞭で被膜を有する黄白色、弾性硬の充実性腫瘍でほぼ占められ、周囲に圧排されてわずかに残存する腎実質を伴っていた。配布標本は腫瘍の一部である。
- 327-09陰嚢内腫瘍46歳 男性新野大介/久留米大学医学部病理学
陰嚢水腫が出現し両側精液瘤の診断にて1年前に根治術が施行された。その後経過観察していたところ、陰嚢内に充実性腫瘍が出現し少しずつ増大していったため腫瘍切除術が施行された。腫瘤は精嚢内に限局する3cm大の黄白色〜灰白色の充実性腫瘍で、精索や精巣との連続性は見られなかった。配布標本は腫瘍の一部です。
- 327-10右卵巣腫瘍 18歳 女性坂田恵理子(研修医)- 佐藤勇一郎/宮崎大学構造機能病態
手術2カ月前に無月経のため、近医受診。妊娠を疑われるも自宅で流産様の出血あり。手術1週間前に総合病院産婦人科受診。子宮内に胎児・胎盤様病変はなく、右卵巣に10cm大の腫瘍を指摘(この時hCG60,052mIU/ml)され、右卵巣腫瘍摘出術施行。開腹時血性腹水を認め、右卵巣は14x12x10cm大で割面ではほとんどが出血性の病変であった。術後腹腔内・肺転移を認め現在化学療法中である。
- 327-11左鼠径部皮下腫瘍83歳 女性渡辺次郎/公立八女総合病院
左鼠径部に径15cm大の弾性硬の皮下腫瘤を認め、「鼡径リンパ節転移の疑い」で全身検索行うも原発巣となる病変見つからず。周囲リンパ節とともに切除された。壊死の高度な結節で、割面黒色調であった。お送りしたのは比較的浅い部位の壊死の少ない切片である。
- 327-12心臓病変75 男性重松和人/日赤長崎原爆病院
ATLL として治療中であったが、突然死され、死因究明のため病理解剖が施行された。死因は ATLL ではなく AML 細胞の不整脈に伴う右心房内腫瘍栓が考えられ、また、潜在癌が前立腺に認められた。提出標本は、刺激伝導系検索のため切り出した心房中隔を含む心臓切片である。尚、少なくとも 64 歳より、発作性心房細動が認められていた。