第407回九州・沖縄スライドコンファレンス抄録
- 佐賀大学医学部 病因病態科学講座 診断病理学分野 加藤 省一 教授
- 佐賀大学医学部 病因病態科学講座 探索病理学分野 青木 茂久 教授
演題募集について
■パソコンによるプレゼンテーションについて
・発表スライドは,PowerPoint (Windows)でご準備ください。
・発表スライドには演題番号、演者、作成したOSとPowerPointのバージョンを明記の上、USBメモリーやCD-R等に入れて郵送いただくか、データ便等のファイル送信サービス等を使ってお送りください。郵送された使用メディアは当日、会場受付で返却いたします。
<送付先>
〒849-8501 佐賀市鍋島5-1-1 佐賀大学医学部附属病院病理部・病理診断科
プレゼンテーション受付締切:2025年9月16日(火) 17時00分
■診断投票方法
事務局が準備した回答フォームを用いたWeb投票
締切日 9月16日(火)朝10時
※世話人へのFAXやメールによる投票は行いませんのでご注意ください
※病理専門医の一人一票になっています
お知らせ
お知らせ
■今回は臨床との合同カンファレンスです。婦人科のみの会となっております。
テーマ:「婦人科」
臨床コメンテーター: 佐賀大学医学部 産科婦人科学教室 准教授 奥川 馨 先生
病理コメンテーター: 熊本大学病院 病理診断科 教授 三上 芳喜 先生
■当日は,顕微鏡を1台準備いたします。
■昼食のご案内
会場内では昼食をとることができません。昼食をお済ませの上、ご参加ください。
■懇親会について
懇親会を予定しております。
先着25名様までマイクロバスにてスラコン会場から懇親会会場までお送りいたします。
(懇親会会場は佐賀駅まで徒歩7分、スラコン会場より徒歩30分です。)
懇親会会場: ホテルグランデはがくれ
電話 : 0952-25-2212
時間: 18:00~20:00
会費: 6500円
懇親会申込締切: 9月5日(金)18時
担当: 橋口真理子
E-mail:hashigum@cc.saga-u.ac.jp
■託児所について
スライドコンファレンスの時間帯に合わせて託児所を準備いたします。子育て中の病理医の皆さんは是非ご利用ください。
詳細は以下のとおりです。
委託会社:株式会社テノ.コーポレーション(0120-8000-29)
(福岡県医師会契約会社/全国ベビーシッター協会正会員)
対象:生後6カ月〜12歳の乳幼児、児童
日時:9月20日(土) 12:00〜18:00の間を委託
場所:受付にてご案内いたします。
利用料:無料
当日担当:佐賀大学医学部病因病態科学講座 診断病理学分野 橋口真理子
E-mail:hashigum@cc.saga-u.ac.jp
【申し込み方法】
後日、事務局からメールにて配布する利用規約及び同意書・申込書、連絡票をご確認ください。
同意書・申込書と連絡票に記入のうえ、メールに添付、あるいはFaxにて、テノ. コーポレーションへ直接申し込んでください。
申し込み先:E-mail: info@teno-corporation.co.jp
FAX:092-263-8335
*申し込み締め切り:9月5日(金)18:00まで
託児室に関するご質問・ご連絡先:
株式会社テノ.コーポレーション(担当:宮原)
TEL : 092-263-8040 FAX:092-263-8335
E-mail: info@teno-.corporationco.jp
URL:https://www.teno.co.jp
■次回スラコンのお知らせ
第408回 2025年11月1日(土)13:00~ 現地開催
社会医療法人 雪の聖母会 聖マリア病院 病理診断科 診療部長 檜垣 浩一 先生
地図
会場周辺地図・交通アクセス・駐車場のご案内
<駐車場>
スラコン会場の佐賀メディカルセンタービル周りに90台、北側の臨時駐車場(砂利)に50台ほどの駐車スペースがございます(料金無料)。
なお当日午前は健診が同施設内にて行われているため、健診者優先となりますので駐車できかねる場合があります。
また、道路挟んだ南側、看護専門学校周囲は佐賀市医師会駐車場のため、駐車されないようにお願い致します。
その他会場周辺にもコインパーキング等の駐車場がございます。
<交通アクセス、会場周辺>
JRをご利用の場合:
佐賀駅で下車後、佐賀駅バスセンター発のバスをご利用ください。
佐賀駅バスセンターはJR佐賀駅の東側(高架下)に隣接しています。
JR佐賀駅改札口を出て、東へ約100m えきマチ一丁目 東館を抜けて横断歩道を渡ったところです。
バスをご利用の場合:
佐賀駅バスセンターの3番もしくは4番乗り場より、「佐嘉神社前」行きのバスにご乗車ください。
「佐嘉神社前」のバス停で下車後、会場までは徒歩5分程度です。
各種交通系ICカード(nimoca等)使用可能です。
※佐賀県健康づくり財団のサイトには、最寄りのバス停として「大隈重信記念館入口」「佐賀城跡」が紹介されておりますが、便数が非常に少ないです。
- 407-01腸管病変50代後半女性井樋 有紗/佐賀大学医学部附属病院 病理部・病理診断科
X-4年に当院産科婦人科で卵巣の漿液粘液性境界悪性腫瘍に対し、子宮全摘+両側付属器切除+大網切除施行。X-1年の12月に術後フォローの外来で、CA125上昇傾向がみられ、同時期に大腸癌検診で要精密検査となった。X年1月に当院で下部消化管内視鏡検査を行ったところ、S状結腸に2型病変がみられ、進行大腸癌が疑われた。内視鏡時に採取された結腸生検検体は、腺癌であるものの、大腸原発としては非典型的な形態であった。X年3月にS状結腸病変に対して高位前方切除術+D3リンパ節郭清が行われた。病変の代表切片を配布します。
- 407-02腹膜病変(バーチャル)10代前半女性望月 一貴/長崎大学病院地域病理診断支援センター
5年前に両側卵巣腫瘍を指摘された。右側は腫瘍核出術を施行され成熟卵巣奇形腫、左側は卵巣腫瘍摘出術を施行され未熟奇形腫と診断された。術前から直腸前面腹膜に 28 x 8 mmの扁平な腫瘤が指摘されていた。フォロー中、サイズに変化なし。今回、右卵巣嚢胞性病変に対する捻転予防の開窓術の際に、腹膜病変から生検され、術中迅速に提出された。その固定後の切片を供覧します。
- 407-03外陰部腫瘍(バーチャル)60代女性梅北 佳子-永田 なつめ/宮崎大学-宮崎大学
61歳女性、G1P1、閉経は50歳であった。3ヵ月前より膣分泌物の増加を自覚し、近医を受診した。外陰部から膣入口部にかけて約2cm大の腫瘤を認め、生検の結果は腺癌であった。精査加療の為、当院産婦人科に紹介され、外陰部切除術が施行された。
- 407-04子宮頸部腫瘍(バーチャル)70代女性横尾貴保-田中一仁/熊本赤十字病院 病理診断科-熊本大学病院 病理診断科
5 妊 3 産、特記すべき既往歴はない。癌検診で子宮頸部に小結節を指摘され、細胞診にて ASC-H の判定となり当院を紹介受診した。造影 MRI では子宮頸部後壁を主座として最大 27 mm の腫瘤性病変が認められた。広汎子宮全摘術、両側卵管・卵巣切除術、骨盤リンパ節郭清が施行された。
バーチャルで提示した標本は、術前の生検組織です。 - 407-05子宮腫瘍50歳女性駒水 美慧/九州大学形態機能病理学
A 50-year-old woman (G3P2), postmenopausal since age 49, had been experiencing abnormal genital bleeding for the past year. Although cervical cytology during a routine health check two months earlier was NILM, bleeding became more frequent, prompting her visit to our department. Transvaginal ultrasound revealed a 52 × 35 mm mass in the endometrial cavity. Pelvic MRI showed a T2-hyperintense lesion with diffusion restriction and poor contrast enhancement. CT showed no distant or lymph node metastases. The specimen presented is from an endometrial curettage.
- 407-06子宮体部腫瘍30代女性野口紘嗣/鹿児島大学病理学分野
3妊2産。既往歴や家族歴に特記事項なし。2年前に子宮体部に 5 cm 大の腫瘤を指摘され、子宮筋腫として経過観察の方針となっていたが、それ以降婦人科受診はなかった。下腹部痛にて近医を受診し、経腟超音波検査で子宮筋層に子宮前壁に突出する10 cm大の腫瘤を指摘された。MRI検査では変性筋腫や子宮肉腫が疑われ、単純子宮全摘+両側卵管切除術が施行された。
- 407-07子宮腫瘍50歳女性北薗 育美/鹿児島大学病院 病理部・病理診断科
妊娠歴なし、未閉経。10年前より多発子宮筋腫にて経過観察されており、手術半年前の診察では特記すべき異常は指摘されていない。手術4ヶ月前に尿閉があり子宮筋腫増大による症状が疑われ、偽閉経療法を開始された。子宮筋腫の手術を希望し、手術6週間前に前医を受診したところ、子宮左側に筋腫とは異なる15cm大の腫瘍を指摘された。手術2週間前の当院初診時、腫瘍は22cm大に増大し、S状結腸浸潤やリンパ節・肺転移も疑われた。子宮肉腫と臨床診断され、単純子宮摘出および両側付属器切除術、腸管合併切除が行われた。腫瘍は子宮内腔から左側壁外に及ぶ28x22x8cm大で、出血、壊死を伴っていた。
- 407-08子宮・卵巣・卵管腫瘍(バーチャル)50代女性大栗伸行/宮崎県立宮崎病院 病理診断科
0経妊0経産。20代の頃に左卵巣奇形種の腫瘍核出術の既往あり。手術約1年前に閉経したが、6ヶ月前より不正性器出血を認めていた。2ヶ月前に腹部膨満を認め前医受診し、骨盤内の多房性嚢胞性腫瘤と子宮頸部の腫瘤、腹水貯留を認め、子宮頸部細胞診でAdenocarcinomaと診断され当院紹介となり、広汎子宮全摘術・両側付属器切除術・大網部分切除・虫垂切除が行われた。子宮頸部には4.5cm大の一部嚢胞を伴う結節性病変を認めた(バーチャル1)。子宮体部には頸部と非連続性のわずかに隆起する病変を認めた(バーチャル2)。左卵巣の腫瘤は27cm大で組織学的には粘液性嚢胞腺腫であった。左卵管には上皮内病変を認めた(バーチャル3)。腹腔には褐色調粘液性の腹水を約2L認め、大網に腺癌の転移を認めた。
- 407-09左卵巣腫瘍60代女性森 大輔/佐賀県医療センター好生館病理部
G1P0 人間ドッグで左卵巣腫瘍を指摘され当院受診となる。MRIでは左卵巣に6cm大の腫瘍を指摘され奇形腫が疑われた。多発子宮筋腫もあり、子宮全摘+両側卵巣切除術が行われた。既往歴:25年前に両側卵巣腫瘍(奇形腫)と子宮筋腫にて核出術
標本は左卵巣腫瘍です。 ①標本配布、②バーチャルスライドのみです。 - 407-10右卵巣腫瘍60代女性衛藤悠/長崎大学病院 病理部・病理診断科
患者は0妊0産の60代女性。1ヶ月前より性器出血を自覚し近医を受診、下腹部に腫瘤が触知された。経腟超音波検査にて10cmを超える充実成分を伴う多房性嚢胞性腫瘤を認め、精査加療目的に当院産婦人科を紹介受診となった。造影MRIでは右卵巣癌IA期が疑われ、開腹下に両側付属器摘出術、大網切除術、腹膜生検が施行された。腹水の貯留は認められなかった。摘出腫瘍の充実部代表的切片を供覧します。
- 407-11傍卵管部腫瘍70代女性沖本玲子/福岡大学医学部病理学講座
G3P3、閉経(詳細不明)。統合失調症、2型糖尿病で他院入院時、腹水貯留およびCA125 181.9 U/mlと高値、腹部CTで腫瘍性病変を認めたため当院産婦人科を紹介受診。当院MRIにて骨盤内正中部に最大径約55mmの隔壁構造を有する嚢胞性腫瘤を認めた。腹膜癌、卵巣癌の疑いで腹腔鏡を施行し、両側付属器が提出された。細分化されて提出された左傍卵管部嚢胞性腫瘍の代表切片を供覧します。

