第408回九州・沖縄スライドコンファレンス抄録
- 社会医療法人 雪の聖母会 聖マリア病院 病理診断科 檜垣 浩一 診療部長
演題募集について
パソコンによるプレゼンテーションについて
・発表スライドは,PowerPoint (Windows)でご準備ください。
・発表スライドには演題番号、演者、作成したOSとPowerPointのバージョンを明記の上、USBメモリーやCD-R等に入れて郵送いただくか、データ便等のファイル送信サービス等を使ってお送りください。郵送された使用メディアは当日、会場受付で返却いたします。
<送付先>
〒830-8543 久留米市津福本町422 聖マリア病院病理診断科
プレゼンテーション受付締切:2025年10月27日(月)必着
■診断投票方法
事務局が準備した回答フォームを用いたWeb投票
締切日 10月28日(火)朝10時
※世話人へのFAXやメールによる投票は行いませんのでご注意ください
※病理専門医の一人一票になっています
お知らせ
お知らせ
■当日は,顕微鏡を1台準備いたします。
■昼食のご案内
会場内は飲食ができません。昼食をお済ませのうえ、ご参加ください。
なお、会場入り口手前には飲食可能な休憩エリアがあります(食事の提供はありません)。
中央診療棟1階にポプラ、研究センター正面に食堂があります。徒歩圏内に、うどん屋(バス停横)、おにぎり/定食屋(国道209号下り)、マクドナルド(国道209号上り)、中華食堂、ピザ屋、セブンイレブン(いずれも西鉄聖マリア病院前駅)があります。
公共交通機関で来られる方は、JR久留米駅、西鉄久留米駅、西鉄花畑駅周辺の飲食店をご利用いただくのが安心と思います。
■懇親会:懇親会の開催はありません。
■託児所について
スライドコンファレンスの時間帯に合わせて託児所を準備いたします。子育て中の病理医の皆さんは是非ご利用ください。詳細は以下のとおりです。
委託会社:株式会社テノ.コーポレーション(公益財団法人 全国保育サービス協会正会員)
TEL : 092-263-8040、FAX:092-263-8335
E-mail: info@teno-corporation.co.jp
対象:生後6カ月〜12歳の乳幼児、児童
日時:11月1日(土) 12:00−18:00の間を委託
場所:会場隣接の託児スペース(受付にてご案内します)
利用料:無料
【申し込み方法】
別途、事務局からのメール添付する『利用規約および同意書・申込書』と『連絡票』をご確認ください。内容をご確認の上、同意書・申込書と連絡票にご記入のうえ、メールあるいはFAXで直接テノ.コーポレーションへお申し込みください。
申し込み先:E-mail:info@teno-corporation.co.jpまたはFAX:092-263-8335(担当:宮原)
*申し込み締め切り:10月17日(金)18:00まで
託児室に関するご質問・ご連絡先: (担当:宮原)
TEL : 092-263-8040、FAX:092-263-8335
E-mail: info@teno-corporation.co.jp
■「若手病理医の会」の案内
講習会情報
日時:2025年11月1日(土)11:00~
会場:聖マリア研究センター 1階 井手一郎ホール
演題(仮):「リンパ節の見方 ― HE、CD3、CD20でどこまで鑑別できるか ―」
講演者:済生会福岡総合病院 病理診断科 部長 髙野 桂 先生
当日は11時からスラコン会場にて「若手病理医の会」の勉強会が開催されます。若手病理医の会に所属されている先生方には、詳細が決まり次第、若手病理医の会のメーリスにてご連絡いたします。お問い合わせは、若手病理医の会(代表)谷川雅彦先生(久留米大学医学部病理学講座/ tanigawa_masahiko@kurume-u.ac.jp)まで。
■次回スラコンのお知らせ
第409回 2026年1月31日(土)13:00~ 現地開催
鹿児島市立病院 病理診断科 部長 末吉 和宣 先生
JA鹿児島厚生連病院 病理診断科 病理診断科部長 松木田 純香 先生
【学術講演】杏林大学医学部付属病院 病院病理部・病理診断科 教授 柴原 純二 先生
「脳腫瘍診断のアップデート」(仮)
地図
交通アクセス・会場周辺
■会場周辺地図・交通アクセス・駐車場のご案内
■JR久留米駅よりタクシーで約10分(JR博多駅~JR久留米駅は快速電車で約40分)
■西鉄久留米駅よりタクシーで約10分(西鉄福岡[天神]駅~西鉄久留米駅、西鉄大牟田駅~西鉄久留米駅は、いずれも特急電車で約30分)
■西鉄聖マリア病院前駅(普通電車のみ停車します)より徒歩5~10分
■西鉄花畑駅(特急電車、急行電車ともに停車します)より徒歩10~15分
■西鉄バス50番系統で「聖マリア病院」下車、徒歩5分
■自家用車利用の場合、久留米ICから15-20分
■駐車場:当日の午前中は外来診療をしています。駐車場の数に限りがありますので、出来るだけ公共交通機関でのご来院をお願いいたします。
- 408-01中咽頭後壁腫瘤 (バーチャル)0歳1月0日男性木戸伸一/佐賀大学病因病態科学講座
出生時より鼾様呼吸あり、入眠時に数秒の無呼吸・無呼吸改善後の陥没呼吸を認めるようになり、近隣の総合病院に入院となる。咽喉頭内視鏡検査にて中咽頭後壁左側に腫瘤が見られ、MRIでは上咽頭から中咽頭にかけて後壁左側に20×14×21mm大の境界明瞭平滑な楕円形の腫瘤を認めた。内部は均一で病変の性状から第2鰓裂嚢胞などの嚢胞性病変が疑われ、鑑別として皮様嚢腫、奇形腫が挙げられた。精査加療目的に当院耳鼻科に紹介となり、全身麻酔下に中咽頭腫瘤切開開窓術が施行された。術中所見では腫瘤内部からの液体の流出は見られず、ゼリー状の塊が排出された。配布標本は中咽頭腫瘤部から採取された検体です。
- 408-02右耳下部腫瘍(バーチャル)80代男性川村和弘/大分大学医学部診断病理学講座
2年前より右耳垂下部に腫瘤を自覚していた。徐々に増大したため、近医形成外科を受診した。22×20mmの辺縁整、可動性のある硬い皮下腫瘍を触知した。臨床的に粉瘤が疑われ、切除が行われた。配布標本は腫瘍内部の組織です。
- 408-03胃腫瘍(バーチャル)60歳女性金城 賢尚/聖マリア病院
半年前に大腸癌の精査加療目的に当院紹介。上部消化管内視鏡検査では穹窿部~体上部上彎に30mm大の隆起病変があり、腺腫が疑われたが、生検では腫瘍性病変は認めなかった。大腸癌術後、術後化学療法が行われ、フォロー中に黒色便を認めた。上部消化管内視鏡検査では胃穹窿部から体下部の大彎にかけて3型腫瘍やSMT様の隆起性病変を認めた。画像検査では多発肝転移が疑われ、胃噴門部周囲にリンパ節腫大がみられた。腫瘍マーカー(CEA, CA19-9)の上昇はなく、sIL-2Rは軽度上昇(500U/ml)を認めた。病変の複数個所から採取された生検組織を提示します。
- 408-04膵臓腫瘍50代女性森 大輔/佐賀県医療センター好生館病理部
4年前より膵腫瘍を指摘され前医で経過観察されていたが、経時的に徐々に増大してきたため当院紹介となった。画像検査では膵頭部に約4cm大の腫瘍と膵頭部や膵尾部に石灰化病変を認めた。膵頭部腫瘍は漿液性嚢胞腺腫が、石灰化病変は陳旧性結核性リンパ節炎が疑われた。幽門輪温存膵頭十二指腸切除が行われた。既往歴は特になし
配布標本は膵頭部腫瘍①、膵頭部石灰化病変②です。 - 408-05膵臓・後腹膜腫瘍(バーチャル)50代後半女性安達 真希子/福岡徳洲会病院
3年前にS状結腸癌のため手術と術後化学療法施行され、フォロー中であった。経過中に撮影したCTで、膵尾部に2.5 cm大の境界明瞭な結節性病変を指摘された。EUS-FNAにて検体採取が行われ、spindle cell lesionとして報告、悪性を疑う所見は見られなかった。増大傾向であり、精査加療目的のため、当院外科にて膵体尾部切除術が施行された。
- 408-06腎腫瘍80代男性松山篤二/福岡和白病院
前立腺癌に対する放射線治療後(10年前)、盲腸癌術後(9年前)。食欲不振、顔色不良があり、血液検査にて貧血を認めた。消化管検査、腹部エコーを行い、S状結腸が脱出する左鼡径ヘルニアとともに左腎腫瘍を指摘され、紹介された。MRIにて左腎下極より腹側に突出するような50 mm大の腫瘍を認めたため、ロボット支援腎摘除術を施行された。腫瘍の代表的な標本2枚を配布します。
- 408-07リンパ節内病変(バーチャル)70代後半男性古賀 裕/九州がんセンター病理診断科
12年前にIPMNを指摘されていた。今回、CTで主膵管の拡張を認め、ERCP下の膵尾部の膵管擦過細胞診で偽陽性、class IVと診断した。浸潤癌を伴うIPMNの術前診断で、術前化学療法後に膵全摘出術が施行された。供覧するHE標本①は膵尾部、②は膵体部から作製されたものである。膵尾部のリンパ節内病変についてご検討いただきたい。
- 408-08右側頭骨腫瘍(バーチャル)50代女性木田 裕太郎/九州大学病院形態機能病理学
A 50-years-old woman presented to the doctor complaining of right sided hearing loss and tinnitus seven month ago. She was diagnosed with a protuberant lesion in the external auditory canal and presented to our department of otolaryngology six month ago.
CT and MRI images showed the osteolytic lesion from the temporomandibular joint to the temporal bone. The biopsy suggested a giant cell rich legion, but further diagnosis was difficult. The tumor was resected, and we present its representative H&E slide. - 408-09骨腫瘍(バーチャル)50代男性田崎貴嗣/鹿児島大学 病理学
約7年前より緩徐に進行する下肢筋力の低下と歩行障害を自覚していた。約6年前にアルコール性脊髄症(痙性対麻痺)と診断され、禁酒、筋弛緩剤投与がおこなわれたが、改善に乏しかった。3か月前の全身CTで肋骨、肩甲骨、胸骨、椎体、大腿骨に多発骨折を指摘された。血液検査で無機リン低値 (1.5 mg/dL)、活性型ビタミンD 低値 (27 pg/mL)、FGF23 高値 (6,690 pg/mL) で、全身静脈サンプリングでは左膝窩静脈でFGF23 11,100 pg/mL (平均 7,230 pg/mL) であった。MRI検査では骨外進展を伴う左膝蓋骨腫瘍を認め、左膝蓋骨骨腫瘍広範切除術が行われた。お配りした標本は骨外進展部を含む代表切片です。
- 408-10頭頂部皮膚腫瘍12歳女性佐藤 勇一郎/宮崎大学医学部病理学講座腫瘍形態
4-5年前より頭頂部の腫瘤を自覚していた。2年前から表面に突出するようになり、当院皮膚科受診。術前診断は脂肪腫疑いで切除術施行。病変は約1cm大で、比較的境界明瞭であった。(406回-08席延期症例になります)
- 408-11第三脳室腫瘍(バーチャル)60代男性能登佑紀-森坪麻友子/久留米大学医学部病理学講座-久留米大学医学部病理学講座
認知機能低下を主訴に当院受診、頭部造影MRIにて
第三脳室から右視床下部にかけて造影病変を認め
た。開頭腫瘍摘出術が施行された。

