第412回九州・沖縄スライドコンファレンス抄録
※招待状URLは、後日、メールにてお送りします。
- 地域医療推進機構 九州病院(JCHO九州病院)病理診断科 本下 潤一 病理部長
演題募集について
発表方法
Web発表
診断投票方法
事務局が準備した回答フォームを用いたWeb投票
締切日 7月21日(火)朝10時
※世話人へのFAXやメール投票は行いませんのでご注意ください
※病理専門医の一人一票になっています
お知らせ
■第99回九州病理集談会も同時開催されます。
■共催セミナー(リアルタイムのオンライン配信)も同時開催いたします。
開始予定時間:15:30~16:30
日本新薬株式会社共催
演者:竹内 賢吾 先生(公益財団法人がん研究会 がん研究所)
演題:病理診断においてリンパ腫との鑑別が問題となる病変(仮)
座長:三好 寛明 先生(久留米大学医学部 病理学講座)
こちらへのご参加もどうぞよろしくお願いいたします。
■次回スライドコンファレンス開催のお知らせ
第413回 スライドコンファレンス
2026年9月12日 13:00~ 現地開催
世話人:
宮﨑大学医学部 病理学講座 構造機能病態学分野 教授 山下 篤 先生
宮﨑大学医学部 病理学講座 腫瘍形態病態学分野 教授 佐藤 勇一郎 先生
※合同カンファレンス「男性泌尿生殖器」
臨床コメンテーター:宮崎大学医学部 泌尿器科学分野 教授 賀本 敏行 先生
病理コメンテーター:原三信病院 病理診断科 部長 林 博之 先生
- 412-01心臓(バーチャル)60代男性貝森崚/大分大学診断病理学講座
既往歴は特になし。発熱が持続するため近医を受診した。精査で心臓腫瘍が疑われ、当院心臓血管外科を紹介受診となった。MRI, 造影CTでは心膜腔内に多発する腫瘤性病変が指摘された。診断的治療を目的として、そのうちの1つに対して腫瘤摘出術が行われた。この際に摘出された2つの検体のうち、代表的部分1枚をバーチャルスライドで供覧します。
- 412-02下部消化管病変(バーチャル)2歳女性田崎貴嗣/鹿児島大学病院 病理部
同胞3名中第2子。在胎38週5日、Apger score 8/9、体重 2816 g (-0.3SD)で出生。生後8日目に代謝性アシドーシスを伴う重症下痢を認め、新生児用成分栄養剤の投与を開始されたが下痢は持続した。1歳児の内視鏡検査で超早期発症炎症性腸疾患と診断された。半年間ステロイドを投与されたが治療反応は乏しく、その後は中心静脈栄養で管理された。2歳1ヶ月 (体重 6.9 kg, -4.0SD)に再び下部消化管内視鏡検査が行われ、回腸粘膜に絨毛の萎縮を認めた他は著変なく、回腸(#1, #2)、上行結腸(#3)、直腸Rb(#4)より生検された。
家族歴:兄が自己免疫性腸症、敗血性ショックのため3歳で死亡。両親、弟に消化器症状はみられない。 - 412-03肝腫瘍(バーチャル)70歳男性筬島 哲/九州大学 形態機能病理学
A patient, who had undergone laparoscopic low anterior resection for rectal cancer three years earlier, was found to have a 10 mm mass in liver segment 7 on follow-up CT performed two years before the present surgery. MRI and PET showed no definite findings suggestive of malignancy, and the lesion was initially followed radiologically. However, the mass gradually enlarged to 29 mm in the present year. Because malignancy could not be ruled out, hepatic subsegmentectomy was performed for diagnostic and therapeutic purposes. We present the H&E sections of the resected hepatic lesion.
- 412-04子宮腫瘍40代女性石飛俊介/長崎大学病院-長崎医療センター
40代女性。腹部膨満感を主訴に当院受診。
画像検査では子宮に約16 cm大の腫瘤性病変が認められた。臨床的に漿膜下子宮筋腫が疑われ、子宮全摘術が施行された。術中、盲腸・小腸間膜への浸潤が疑われたため急遽迅速診断が施行され、平滑筋肉腫が疑われた。摘出標本では、右広間膜近傍の子宮体部から腹腔内に隆起する約16 cm大の白色充実性腫瘤で、右付属器と一塊となっていた。また、大網には12cm大の播種性病変が見られた。
配布標本の①は腫瘍中心部、②は子宮との連続部になります。 - 412-05骨腫瘍(中手骨骨頭部)50代前半男性魏 峻洸/宮崎大学医学部病理学講座 構造機能病態学分野
5年前より木村病(顎下部)の既往あり。3年前にテーブルの角に左手をぶつけて以降、左手痛と腫脹があり、Xpで左第三中手骨骨頭部に透亮像を指摘された(X線画像1)。MRIでは、骨頭の無腐性骨壊死が疑われ、経過観察されていた。1か月前に腫脹が悪化し、Xpでは骨透亮像が増大していた(X線画像2)。MRIでは病変が遠位骨端部から中手骨中央部に及び、骨巨細胞腫が疑われた(腫瘍径 32x17mm)。同病変に対して掻爬術が施行された。掻爬術前血液検査:WBC 9.5x10^3/μL (Neu 16,8%, Lym 25.1%, Mono 3.3%, Eos 53.1%, Bas 1.2%), RBC 4.13x10^6/μL, Hb 13.1g/dL, Plt 194x10^3/μL
バーチャルスライド①標本画像/バーチャルスライド②X線画像 - 412-06左足底腫瘍(バーチャル)60代男性松田亜依/福岡大学医学部病理学講座
約3か月前より左足底に5mm大、易出血性の紅色結節があり、近医を受診。生検で悪性黒色腫が疑われため、当院紹介受診。全切除術を施行した。配布標本は前医で施行された生検標本です。