第414回九州・沖縄スライドコンファレンス抄録
- 独立行政法人国立病院機構 熊本医療センター 病理診断科 武藤 礼治 部長
演題募集について
パソコンによるプレゼンテーションについて
発表スライドは、PowerPoint (Windows)でご準備ください。
発表スライドには演題番号、演者、作成したOSとPowerPointのバージョンを明記の上、USBメモリーやCD-R等に入れて郵送いただくか、データ便等のファイル送信サービス等を使ってお送りください。
郵送された使用メディアは当日、会場受付で返却いたします。
<送付先>
〒860-0008 熊本県熊本市中央区二の丸1-5
国立病院機構熊本医療センター病理診断科
担当:武藤 礼治
E-mail:sugarless610@hotmail.com
プレゼンテーション受付締切:2026年11月9日(月)17:00
診断投票方法
事務局が準備した回答フォームを用いたWeb投票
締切日 11月10日(火)朝10時
お知らせ
当日は、顕微鏡を1台準備いたします。
学術講演について
今回は【学術講演】が同日開催されます。
山梨大学 医学部 人体病理学講座 教授 近藤 哲夫 先生
テーマ:「甲状腺癌病理学の現在地 ― 形態と分子」
昼食のご案内
病院内には、レストラン(新棟7階:土曜日は11:00-14:00。熊本城がみえます)およびコンビニ(ローソン, 新棟4階)があります。
病院から徒歩5分以内にもコンビニ(ファミリーマート)や、八木カレー(スパイスカレー(美味しいですが、結構待ちます))、スリランカくまもと(スリランカカレー)等があります。
また、市街地までも徒歩10-15分程度と近いので、市街地で食べてこられるのをオススメします。
懇親会について(開催予定)
託児所について
スライドコンファレンスの時間帯に合わせて託児所を準備いたします。
子育て中の病理医の皆さんは是非ご利用ください。
委託会社:株式会社アートワーク
対象:生後6カ月〜12歳の乳幼児、児童
日時:11月14日(土)12:00−17:30の間を委託
場所:会場隣接の託児スペース
利用料:無料
【申し込み方法】
申し込み先:E-mail: sugarless610@hotmail.com
*申し込み締め切り:10月30日(金)17:00まで
(※託児所のスタッフ確保のため、お早めにご連絡ください。)
託児室に関するご質問・ご連絡先: 武藤 礼治
E-mail: E-mail: sugarless610@hotmail.com
次回スラコンのお知らせ
415回 2027年1月30日(土) Web開催
長崎大学原爆後障害医療研究所 腫瘍・診断病理学分野(原研病理)病理診断科・病理部 教授/部長 中島 正洋 先生
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 情報病理学 教授 福岡 順也 先生
長崎大学医歯薬総合研究科 医療科学専攻 生命医科学講座 病理学 教授 岡野 慎士 先生
長崎大学病院 乳腺センター/病理診断科・病理部 センター長/教授 山口 倫 先生
【学術講演】
兵庫医科大学 病理学(病理診断部門)
教授 大江 知里 先生
「病理所見から読み解く腎細胞癌の遺伝子異常と治療奏効性」
地図
会場周辺地図・交通アクセス・駐車場のご案内
熊本駅からの場合
【バス】熊本駅前バス停~桜町バスターミナル(所要時間:約10分)
※桜町バスターミナル経由または桜町バスターミナル行きのバスをご利用ください。
【市電】熊本駅前電停~熊本城・市役所前電停(所要時間:約10分)
【タクシー】約1,000円
*タクシーでお越しの場合、運転手さんがご年配だと「熊本医療センター」で通じないことがあります。
その際は「国立病院」とお伝えください。
*近くに「地域医療センター」もありますので、お間違いがいのないようご注意ください。
詳細は下記より、ご確認ください。
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- 414-01鼻腔腫瘍63歳男性宮崎 孝/福岡大学病院
63歳、男性。約15年前、腰痛の精査中に鼻腔腫瘍を指摘され、摘出術を受けた。当時の病理診断はmyopericytoma with atypical featuresであった。その後、通院を自己中断していたが、1年半前に鼻閉を主訴に再受診し、鼻腔腫瘍の再発が疑われたため、摘出術が施行された。配布標本は腫瘍の代表切片である。
- 414-02上咽頭病変(バーチャル)70代女性門脇裕子/大分大学医学部診断病理学講座
巨細胞性動脈炎にて加療中。甲状腺腫瘤の精査目的に耳鼻咽喉科を受診した際に、偶発的に上咽頭に微小な黒褐色斑が複数発見されたため、2ヶ所から生検を施行された。標本は、この際提出された2個の生検検体です。
- 414-03左上顎部腫瘍(バーチャル)80代女性山下 真柚子-甲斐 敬太/熊本大学病院 病理診断科-熊本大学病院 病理診断科
2年前、左上顎歯肉腫脹の精査目的に当院紹介となった。生検が行われ、基底細胞腺腫が疑われたが、確定診断には至らなかった。認知症等の理由で経過観察の方針となったが、腫瘤が増大傾向であり、今回、再生検が行なわれた。今回の再生検検体をバーチャルスライドで供覧致します。
- 414-04右肺腫瘍(バーチャル)78歳男性本田由美/国家公務員共済組合連合会 熊本中央病院 病理診断科
腰部脊柱管狭窄症で近医に入院した際の胸部X線および胸部CTで、右上葉に20mm大の肺癌を疑う結節を指摘され、本院に紹介された。気管支鏡検査(EBUS-GS)で扁平上皮癌の診断がつき、cT1N0M0の術前診断にて右上葉切除(RATS)+リンパ節郭清(ND2a-2)が施行された。提示標本は切除された腫瘍の代表的な部分です。
- 414-05乳腺腫瘍20代女性岡崎菜紗/熊本大学病院病理診断科
患者は 20 代女性で、1 妊 0 産、妊娠中期である。8 か月前より右乳房下側(BD)領域に腫瘤の自覚があり、超音波検査で 38 mm 大の低エコー腫瘤が指摘された。マンモトーム生検検体では境界悪性相当の葉状腫瘍が鑑別に挙がったが、診断確定が困難であったため、右乳腺腫瘤摘出術が施行された。切除検体の割面では比較的境界明瞭な白色調を呈する腫瘤が認められ、皮膚との連続性は明らかでなかった。配布標本は、皮膚、乳腺を含む腫瘍の代表的割面から作製されたものである。
- 414-06左腎腫瘍(バーチャル)50代男性塩賀太郎/久留米大学医学部病理学講座
約10ヶ月前に間欠的な肉眼的血尿が見られ、近医を受診した。CTで左感染性腎嚢胞もしくは左腎盂癌が疑われ、当院に紹介となった。左尿管鏡を施行。多量のdebrisを認め、感染性嚢胞の出血が疑われた。MRIで悪性を示唆する明瞭な所見は見られず、抗生剤を長期投与し経過観察の方針となった。その後の経過観察中に腎腫瘍の軽度増大を認めた。悪性を完全には否定できず、また今後の感染リスクなどを考慮し左腎摘出術の方針となった。配布標本は腫瘍の代表的な部分です。
- 414-07腎腫瘍(バーチャル)50代男性霧島茉莉/鹿児島大学病理学分野
頻尿で前医を受診し、CTで左腎盂に充満するような7cm大の腎腫瘍を指摘された。精査加療のため当院へ紹介され、造影MRIでは左腎癌を疑われた。尿細胞診、腎盂尿細胞診は陰性であった。左腎癌疑いとして腎摘出術が行われた。ホルマリン固定後のマクロでは腎盂に首座のある白色調の腫瘤を認め、割面では腎盂から突出するように腎実質に及んでいた。腎実質を含む腫瘍部(標本1)、腫瘍の大部分を占めていた組織像である代表切片(標本2)を供覧します。
- 414-08Fumarate hydratase (FH)病的バリアント保持女性に起こった子宮筋腫40代前半女性吉河康二/那覇市立病院
G1P1
10年前、過多月経と多発子宮筋腫のため他院にて筋腫核出術を受けたが,その後も症状が続き、3ヶ月間のGnRHアンタゴニストの服用を経て,今回子宮および両側付属器摘出術が行われた。摘出された子宮には直径1 cmから6 cmまでの計18個の淡褐色、境界明瞭な筋腫様腫瘤が見られた。なお,この患者の妹は3年前他院にて右腎癌と子宮筋腫の手術を受け,遺伝子診断にてFH病的バリアント保持者(遺伝性平滑筋腫腎細胞癌)と診断された。この患者もその後遺伝子診断を受けFH病的バリアントであることが確定している。 - 414-09左膝皮下腫瘍18歳男性泉 里奈-田口 健一/九州大学形態機能病理-九州がんセンター病理診断科
An 18-year-old man presented with a tender subcutaneous mass on the medial aspect of the left knee. Magnetic resonance imaging (MRI) revealed a 4.8x2.3x1.5-cm multinodular tumor abutting the fascia. T1-weighted images showed heterogeneous low signal intensity, while T2-weighted images demonstrated a mixture of nodules with homogeneous, markedly high signal intensity and those with relatively low heterogeneous signal intensity. Gadolinium-enhanced MRI revealed mural enhancement of each nodule. Wide local excision was performed. We present a representative H&E section of the resected specimen.
- 414-10脳腫瘍(バーチャル)70代男性首里雄天/琉球大学病院病理診断科
20年前に髄膜皮性髄膜腫の手術歴がある方。13年前に左頚部から左肩にかけての疼痛で受診した際に、頭部MRIにて左後頭葉に腫瘍指摘されるも通院を自己中断されていた。
その後、物忘れを主訴に前医受診し、頭部MRIにて右前頭葉傍矢状静脈洞と左後頭葉内側に腫瘤が見られ、脳実質や脳室への浸潤も認められた。加えて、食事摂取量低下や全身の疼痛、視野障害の訴えも出現。体動困難となったため放射線治療目的に救急搬送となったが、腫瘍サイズが非常に大きい事から腫瘍減量目的に左後頭葉の腫瘤に対して開頭腫瘍摘出術が行われた。
